ホンダFCV「クラリティ・フューエルセル」試乗インプレッション【モーターマガジン篇】
ホンダのFCV「クラリティ・フューエルセル」は5人乗りで実用的!
ホンダ クラリティ・フューエルセル 世界初の5人乗り燃料電池車 Test Drive …モーターマガジンMovie
ホンダの燃料電池車(FCV)への取り組みは早く、1980年代後半より始まる。
FCX-V1(1999年・実験車両)、FCX-V3 (2001年・公道実験車両)、FCX (2001年・リース販売)を経て登場したのが、20008年登場のセダン型燃料電池車FCXクラリティ(2008年・リース販売)。
今回紹介するクラリティ・フューエルセル(リース販売)は、その進化バージョンで、より実用車に近づいたものとなっている。
燃料電池車は、水素と酸素の化学反応で発電、モーターを駆動する。燃料となる水素貯蔵タンクがかなりのスペースを占有するため、乗員の居住スペースや荷室スペースを確保するのが難しい。
ホンダは、創業以来こだわり続けてきた「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」で、この問題に取り組んだ。
「燃料電池車を普及させるためには、ボンネットにすべてを収めなければ!」
を合言葉に、燃料電池スタック、FC昇圧コンバータ、モーター/ギアボックス/パワーコントロールユニットを一体化した駆動ユニットなどをコンパクト化、V6 3.5リッターエンジンとほぼ同サイズに仕上げたのだ。
ホンダ「新型クラリティ・フューエルセル」発売開始;デザイン画像集